前回スポーツグラス・スポーツサングラスと、一般のサングラスの違いについて
お話をさせていただきました。
一般のサングラスはあくまで眩しさを軽減するという目的のもの
そしてスポーツグラス・スポーツサングラスは目や顔を保護するものだと
お話をさせていただきましたが
スポーツグラス・スポーツサングラスにはもう一つ大きな目的があります。
それは目や顔の保護はもちろんですが
その競技やスポーツにおいて、使われるアスリートにとって
必要な情報を提供するために、適した視界を提供する
という目的です。
眩しさを軽減するだけでは必要な情報までもが暗くなって認識しづらくなり
返ってつけない方が情報をとれるような状況では
真のスポーツグラス・スポーツサングラスとは言えません。
着けない方がその競技やプレーの邪魔になったり
着けることがいくら安全で保護が出来ても、
ない方がプレーに集中出来るのであれば、アスリートや競技者にとって
不必要なものです。
その競技やプレーにおいて、必要な視界をしっかり認知でき、
確実な情報を目に届けることで、その競技において欠かせないギアとなるのです。
例えば、ただのグレーの濃いレンズであれば眩しさを抑えるのには
最も効果的であり、グレーのレンズを通した光の波長の状態を見ても
どの部分も一定に光を低減し、眩しさを抑えてくれるのがよくわかります。
各々の波長に対しての説明は後日タケオNEWSなどでもお話させていただきますが
我々が感じとることが出来る光を可視光線と呼びます。
この可視光線は、380nm~760nmくらいまでの波長帯のことを言います。
ウィキペディアにもその情報が掲載されておりますので
ご参考にご覧いただければと思います。
この光が波長によって変化がなく一定に抑えられているレンズというのは
それだけ自然に見えるということです。
ですが同時に見たいものも見たくないものと同様に暗くなってしまい
見づらくなってしまいます。
最も自然に眩しさを求められる競技ももちろんあります。
ですが、それだけでは成しえない状況もスポーツにはあります。
仮にプレー時に、相手チームや他の選手が見えていない状況の中、
自分自身のみがその有益な情報を得ることが出来れば
いち早くそれを行動に移すことが出来、
プレーに反映させることが出来ます。
また、過酷な状況の中ではいち早く危険を察知し、回避することが出来ます。
そして仮に同じグレーの自然に見えるレンズであっても
偏光レンズなどで自然に見えながらも反射光を抑えることで
通常であればある場所が白っぽく反射してしまい周囲の状況がつかめない、
今まで認識出来なかった、そういった部分の反射を抑え
同じグレーのレンズであったとしても
そういう光を抑えることで、
あなたの求める視界に変えることが出来るレンズもあります。
このように、スポーツグラス・スポーツサングラスには
その使われる方にとって必要な情報をいくらでも早く察知させる
求められる視界を提供するという大きな役割があります。
それが色の特性を利用したものや特殊な機能を持たせたレンズなど
ただ色がついている、ただ眩しさを抑えるというレンズとは
大きく考え方が異なります。
レンズ選びは
あなたのレンズを通した視界、そのものを変える
という重要な役割を担います。
見えなかったものが見えた、それはあなたのプレーや競技において
絶大な効果を発揮してくれるでしょうし
それにより更なる高みへと導いてくれるでしょう!
金栄堂のHPでも様々なレンズの見え方などを検証しておりますが、
金栄堂サポート選手や、実際に使っていただいた皆様の使用感から
そのデータをもとに、最適なレンズを皆様にご提案させていただきます。
あなたにとって、本当に必要な視界を作りげます!
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