2012年1月21日土曜日

反射のない的確な情報を得ることが出来る視界を実現するレンズ

必要な情報というのは競技や使われる方にとって異なりますが

まず周囲の状況をしっかり把握出来るということが

その条件の一つとも言えます。

私たちが見ている日常的な視界は自然に感じる光の他に

反射光というものも同時に日常的に溢れています。

我々が見ているものも物体の反射によるものですが

ここで申し上げる反射光というのは入射光に対しての

平行な反射光と垂直な反射光の差の違いで感じるもの、

電磁波の振り幅の違いによって起こる、

一般的に反射光と呼ばれる光のことです。

難しい言い方になってしまいましたが

簡単に申し上げますと、例えば何もかけない状態で

車のフロントガラスを見るとこんな感じです。



この視界は我々が日常的に見ている視界です。

自然に見える光は様々な光を含んでおりますが

その一つ一つが一定の方向に入射した光に対して、

平行に偏光した光が垂直に偏光した光よりも

振り幅が強くなるのでこういった状態に目に映り、

それを反射と感じます。

この反射を抑えるために、偏光レンズというもので反射面に対して平行に偏光した光を

レンズの偏光フィルターで吸収することにより

光の振り幅が一定に抑えられ、下記の画像のようにフロントガラスの中まで

見ることが出来るようになります。



光というものは光源から入射した光が反射する場合、

入射した光と同じ角度で反射します。

入射した角度と反射角度は等しいものと定義されており、

反射の法則として成り立っています。

ですが自然光は様々な偏光を含んでおりますが

反射面に対しての平行な光がフロントガラスに入射した偏光よりも強くなります。

そのため入射光よりもこの反射光が強く感じられ見えにくくなります。

この強く反射する一定方向の光を取り除くことで

物体そのものを的確に捉えやすくなります。

それを唯一可能にするのが偏光レンズです。

偏光レンズにはその反射光を吸収する粒子が組み込まれております。

その粒子を染色し、一定の方向に引き延ばすことで、

ある一定の方向の光を軽減するという役割を果たします。

私たちが見ている日常は例えばレース会場や普段練習している場所

あるいは室内などでもこういった反射に溢れていますが

誰も気づかないであろう日常的に見ている視界が

的確に周囲の状況を把握できる視界に変わったとき

それはあなたにとって大きな力となることは間違いありません。










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