2012年6月2日土曜日

機能レンズについて

昨夜タケオNEWSを更新させていただきました!

今回は偏光と調光という機能を併せ持った偏光調光レンズについて。

■タケオNEWS



こういった偏光調光をはじめ、様々な機能レンズと呼ばれるレンズがあります。

通常のただ染色したレンズと異なり、レンズそのものが

特殊な機能性を持つからこそ機能レンズと呼ばれます。

その機能とは偏光レンズであれば反射を抑える機能、

調光レンズであれば光の量に応じて色濃度が変化するという

ただのレンズでは成し得ない機能です。

偏光レンズが最初に作られたのは1928年とのこと。

偏光という光自体の発見は1788年ころという説があります。

調光レンズは1990年代に最初に作られたということです。

(年度は正確な情報ではないかもしれません)。

そして以前はガラスレンズが主流だったこの業界も

現在はその安全性からプラスチックレンズが主流となっております。

そしてそのプラスチックレンズでも強度のあるものや

目的に応じて様々な機能を持たせたレンズがあります。

ものすごいスピードで進化しているこのレンズ。

そして様々なニーズに応えるためにその機能や種類は多岐に渡り

現在は本当にその方の使い方にあったレンズを

豊富なバリエーションから選べるようになりました。

ですが、スポーツ時の過酷な状況の中、

本当に必要な見え方を実現するためには

本当にその選手の力となるには

不必要な機能というのは一切必要がなく、

逆にそれが競技の妨げになる場合もあります。

先日金栄堂サポート選手の佐野伸弥選手はレース中巻き込まれ

落車し、大きな怪我を負われてしましたが、

その衝撃の強さからお着けいただいておりましたアイウェア自体は破損しましたが

大切な眼をしっかりと保護してくれました。


鎖骨骨折をこの事故で佐野選手は負いましたが、

無事形成手術も成功しました。

ですがこの時万が一眼に損傷をしていたなら、眼は回復する器官ではありません。

そう考えればいくらでも危険を回避出来る、

そして万が一の事故や衝撃から眼を確実に保護する。

何度も申し上げておりますが、この保護性が選手の眼を障害・衝撃から守り、

そして有害光線を抑えることで長く選手生活を続けることが出来ると言っても

過言ではないでしょう。

そしてこの確実な保護に加えて、使われる方、

使われる選手の見たい視界を実現する。

一言に偏光レンズや調光レンズと言っても、

カラーや素材による違いなど、同じ機能レンズでも性能が異なります。

こういった機能レンズは前述させていただきましたとおり、

通常のレンズでは成し得ない素晴らしい機能を持っています。

ですがその方の使う状況に適していなければ、宝の持ち腐れです。

逆に本当にその選手が必要とする視界を実現出来るレンズであれば

そのレンズはその選手にとって自身の武器となり、大きな力となるでしょう。

この選別や最適なアイテムのご提案は、

推測や理論だけで説明出来るものではありません。

先日長年私に、金栄堂にご協力いただいております

同じく金栄堂サポート選手の田中KAKU氏にも新レンズについての

忌憚ないご意見を頂戴しており、

その中で文で表せない内容、トップアスリートが感じるご意見を

遜色なく教えていただきました。

それは、メーカー受け売りなどの理論ではなく、感覚です。

この感覚は理論では説明しきれません。ですがスポーツをしていく中で

どんな競技であっても本当に大切なものであり欠かせないものです。

それを上記のお二方を含め、金栄堂のサポート選手の方々と検証しております。

確実な眼の保護、そしてその使われる方の大きな力となる

本当のスポーツグラス。

機能レンズは上記のとおり本当に素晴らしい性能を持ちます。

その素晴らしい機能を活かすも殺すも、本当にその使い方、本当に見たい見え方に

しっかり適合したものを選ぶこと。

理論、テストと検証、そして感覚。

それらを踏まえ、あなたにとって本当に必要な見え方を実現し、

あなたの活躍の大きな力となります。










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