2012年10月26日金曜日

金栄堂の補聴器について

金栄堂ではスポーツグラス・スポーツサングラスを始めとしたアイウェア以外に、

補聴器事業も株式会社 金栄堂として展開しております。

補聴器とは文字通り聴こえを補う機器で、

高度管理医療機器のクラス2に制定されております。

実際に補聴器とはどんなものかを

ご覧になったことがない方もいらっしゃると思いますので

動画でその概要や実際の補聴器をご紹介させていただいております。



そして金栄堂では補聴器のフィッティングのために

測定器具や防音室等も完備しております。

これが防音室です。

この中に入っていただき、補聴器のフィッティングのための聴力測定を行います。


そしてこちらが各々の周波数ごとに音を出し、

実際に聴力を計測するためのオージオメーターです。


気導・骨導をこの機器を使用し閾値を測定します。

他にも語音弁別測定なども行っていきます。

これだけではないのですが、大きな機器としてはこういったものを使用します。

耳の構造というのは大きく分けて外耳・中耳・内耳という部分に

分けることが出来ます。


各々それぞれの役割があり、それらが複雑に交わって音を脳に伝えます。

そして耳という器官はご自分では決して見ることの出来ない器官です。

何かあった場合はご自身で判断されるより、

耳や聴こえに痛みやかゆみ、急に聞こえなくなった場合などは

まずは耳鼻科の先生に状態等を診ていただくことをお勧めいたします。

そしてその中で補聴器が必要となった場合は

その指示のもと補聴器を私たちがフィッティングしたりしてまいります。

そして補聴器というものは単に値段が高ければ高いほど

よく聴こえるというものではございません。

各々の補聴器には特性があり、音の大きさのレベルや周波数ごとの調整・特性、

最大出力、ハウリングに対する対策、

お耳の形状に合わせたものや、操作性の問題など、

色々な要素があり、その方その方、そして使い方や

周囲の状況等で全て適した補聴器やフィティング等が異なってきます。

補聴器も大きく分けて種類としては形状で申し上げますと

下記のような種類があります。

■耳穴式



■耳かけ式



■ポケット式(箱型)



この他にも耳かけ式に近いもので、レシーバーを耳栓の部分に持ってきた

RICというシリーズもあります。

形状は耳かけ型と近い形状をしておりますが、似て非なる性能を持ちます。



他にもメガネ式の骨導補聴器や、通常の耳穴式で最も小さいCICよりも小さく

耳の奥まで入っていくIICというものも現在はあります。

これも必ずしも形状が小さければ小さいほどいいというようなものではありません。

操作性の問題や使い方によって適したものが変わる場合がありますし、

お値段も基本的には補聴器本体が小さければ小さいほど

お値段は高くなる傾向がありますが、

価格が高いほどよく聞こえるというものではありません。

また、同じ価格の物であってもその特性が異なり、指向性を重視したものや

聴力によって騒音を感じる部分をどの補聴器が有効に抑制出来るかなど、

その方の聴こえや使い方に合わせた選択とフィッティングが重要です。

操作性の部分からも同じことが言えます。

どんなに高い補聴器であっても、

うまく使うことが出来なければ何の役にも立ちません。

また、補聴器の取り扱いやメンテナンスに関しても練習が必要ですし、

どうしても使用しているうちに耳垢で

補聴器の音を出すイヤホン部分が詰まったりするため

定期的なメンテナンス等も必要です。

面倒くさい、大変そうだなと思われる方もいらっしゃるかとは思います。

例えば単にテレビだけをしっかり聞きたいということであれば

テレビ用イヤホンでいいのかもしれません。

ですが周りの方々との会話やご家族との会話、

ご趣味や社会生活の中で聴こえというのは重要な役割を果たします。

人とコミュニケーションを取っていく中で聴こえというのは欠かせないものです。

その聴こえを補う一つの手段としてあるのが補聴器です。

色々な状況の中で必ずしも補聴器が万能ということはありませんが、

補聴器を使用することでよりその方の生活の助けになると

医師の診断の結果補聴器が有効であるとなった場合、

補聴器を使用することで今の生活をもっと便利に、

もっと楽に、もっと楽しく過ごすことが出来る可能性があります。

ご本人だけでなく、これは利用者の周りの方々にも同じことが言えます。

補聴器に近いもので集音器というものもありますが、

集音器はすべての音を均一に拾ってしまい、

音は聞こえるけど話が分からないや、

音を上げすぎて耳を傷めるような場合もあるようです。

補聴器を使用することで、聞こえが戻ることはありません。

ですが聞き取りがしやすくなったり音を感じることが出来るようになること、

その方の聞こえをサポートしていくことで使われる方の

生活をサポートしていくことが補聴器の役割です。

そして金栄堂では補聴器が前述させていただきましたとおり

高度管理医療機器クラス2に制定されたことを受け、

販売店登録ならびに販売管理者も常駐しております。


そして私も今耳鼻科の先生のご指導の下正しい補聴器の選択・フィッティングを

行わせていただくために、

金栄堂では医師の指示のもと、こういった補聴器を通して

使われる方の生活をサポートしてまいります!







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