昨日フレームカーブとレンズカーブについての動画を
タケオNEWSの方にUPさせていただきましたので
是非ご覧いただけますようお願い申し上げます。
■タケオNEWS
今回お話しさせていただきますレンズカーブとフレームカーブについて、
眼鏡やサングラスを上もしくは下から見ていただいた状態で
湾曲が強いものがすべてレンズカーブが強いというわけでもないですし、
フレームのカーブが浅いからといって
レンズカーブも浅いものがついているとは限りません。
フレームの角度が浅いものでレンズカーブが深いものもありますし、逆もあります。
例えば、オークリーの代表モデルRADAR。
さて、ここで問題です。
このRADARのレンズカーブは何カーブでしょうか。
参考までに、フレームのあおり角は22°です。
答えは6.5カーブでした。
そしてadidasのEVILEYE PRO。
フレームのあおり角はEVILEYEの方がややありますが、
RADARに近い値を示しています。
ここで8カーブと思った方も多いかと思いますが、
なんとこのEVILEYEは10カーブのレンズが入っております。
レンズのカーブは4カーブや6カーブ、8カーブといった表記をします。
フレームの角度に関してはあおり角や前傾角という名称を用い、
●°という値で表します。
中心に対しその程度の水平角度があるのかをあおり角、
サイドから見た場合の垂直方向に対してのレンズの傾斜を示す前傾角、
そしてレンズカーブというものが複雑に関わり、
各々適した度数を決定してく形になります。
眼鏡やサングラスはレンズの後側頂点と角膜の頂点の距離を示す
頂点間距離が通常12mmと定められておりますが、
スポーツ用メガネやスポーツ用サングラスの場合は
その保護性から密着度がより高く作られており、
そのため頂点間距離も狭まります。
そうなった際、度数というものも眼とレンズとの距離で適した値が異なります。
あおり角が一緒だから同じ度数変換をするのかというと
レンズカーブや前傾角などでその決定する度数もすべて変わりますし、
こういった適した度数換算をし、補正を行い作成したものでなければ
ほとんどの方が強く違和感を多く感じられるでしょう。
そして仮に違和感があまりなかったとしても
距離感などが変わってしまい、スポーツやその競技において
最高のパフォーマンスを発揮させ、その選手の活躍の助力となるかどうか。
スポーツグラスは度付き・度なしを問わず
使われる方の眼を確実に保護し、
それらを使用することで競技成績や、ご活躍の助力となるためのアイテムです。
いくら眼を保護する機能だけ有していても
見え方に障害が出るようでは何の意味もなさないものになります。
金栄堂ではフレームカーブやレンズカーブなどを加味し、
その競技や使い方、レンズカラーなど色々な要素を盛り込み、
最適な度数やフィッティングを行い
本当にその使い方にあった最適な、
本当に活躍できるスポーツグラスを作り上げます!
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