先月末の株主総会を経て有限会社 金栄堂の
代表取締役社長に就任させていただき、
今後活動させていただくことになりました。
この場をお借りして皆様に私からご挨拶させていただきたいと思います。
まだまだ若輩者のため色々至らない面があるとは思いますが、
皆様に育てていただいて今の金栄堂、
そして今の私があると思っておりますし、
この場をお借りして心から御礼申し上げます。
今後は金栄堂の代表として、
新たな立場でより皆様のお役に立っていけるように、
皆様のお力になれますように、
さらに精進させていただきたいと思いますので、
どうぞ今後ともご指導、お力添えをよろしくお願いいたします。
この金栄堂というお店は、もともと私の祖父が始めたお店で、
それを父が引き継ぎ、そして今度は私に代替わりしてと、
私で三代目になります。
よく三代目が一番危ないと言われますが(笑)。
創業当時金栄堂は時計・宝飾・眼鏡の
3部門で始めさせていただいたお店だったと聞いております。
その後、父が2代目として金栄堂を継ぐ際に
その3部門からより専門店化しようと時計、宝飾の販売を終了し、
メガネ専門店に切り替えをはかりました。
その当時は周りからこんなに時計が売れてる時代にメガネ専門店なんてと、
周りの目は冷ややかだったと父は当時のことをそう話します。
メガネ専門店に切り替えをしたとき、私はまだ小学生でした。
小さいころの記憶を辿るとそのためもあったのか
決して裕福な家庭ではありませんでしたが、
その当時父も母もお店を何とか盛り立てようと
毎日遅くまで働いている姿を見ておりました。
父や母が寝る間も惜しんで、もっとこうしたらいいんじゃないか、
こうすることできっと皆に喜んでもらえる、だからこうしていこうと、
色々なことにチャレンジし、遅くまで仕事に打ち込んでいた姿も
小さいながらにずっと頑張る両親を見ておりました。
そのため両親と出かけたりすることもほとんどありませんでしたし、
どうしても両親はお店優先でさみしい思いもありましたが、
兄弟でご飯を作ったり家事をしたり、子供ながらに出来ることを行い、
今思えば何の役にも立ちませんでしたが、
兄弟皆で両親の頑張りを応援しておりました。
そしてその実直な父と明るい母の二人が
金栄堂をメガネ専門店として着実に実績を積みあげ、信頼を得て、
多くの方にご利用いただける、
皆様のお力になれるショップにしてまいりました。
これが今の金栄堂です。
今のこの金栄堂は両親が作ってくれたのだと思いますし、
両親が作ったこのお店をこれから任されることを
とても光栄に思います。
同時にその責任の重大さも感じております。
今度は私が両親や祖父のように皆様のお役に立っていけるように、
金栄堂をより皆様に身近に安心してご利用いただけるように、
現状で満足するのではなく常に新しいことを含め、
色々なことに果敢に取り組んで、
皆様のお力になれるように頑張らせていただきたいと思います。
金栄堂は来年創業70年を迎えます。
私も40の年で、色々な節目となるこの年、
改めて今後金栄堂が皆様に愛していただけるように、
そしてさらに皆様のお役に立つお店になれるように
全力で頑張らせていただきますので、
これからも金栄堂、そしてスポーツグラスプロアドバイザー那須丈雄を
どうぞよろしくお願いいたします！
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