2012年9月2日日曜日

遠近両用スポーツ用メガネ・スポーツ用サングラス

金栄堂には老若男女、様々な目的をお持ちの方に

お越し頂きご注文を頂いておりますが、

その中で遠近両用のスポーツ用メガネ・スポーツ用サングラスが欲しい!

というご要望も多く頂きます。

今回はスポーツ用の遠近両用レンズについて

動画を作成してみました。

■金栄堂タケオNEWS




通常の遠近両用は外面に累進構造・非球面構造を持ってきておりますので

比較的レンズカーブが浅くなり平らになります。

そのため、取り付け自体が通常は難しいのと、

素材的な問題でスポーツ用として適合するものは少ないです。

ですが金栄堂ではそのサングラスやメガネの形状に合わせて

最適なカーブの遠近両用レンズを作成することが可能です。

実際に作成したFASTJACKET用の遠近両用レンズがこちらです。


純正の度なしレンズとほぼ遜色ない仕上がりでこのように作成が出来ます。

特にこのFASTJACKETの場合は通常の切削方法では

度付きレンズは厚みや爪などの構造上の問題からお入れできないために

特殊切削をします。

表からは上記の画像のようにまるで度なしのようですが

裏面のフレームに隠れる部分はこのように切削しております。


こちらは別カラーでの遠近両用スポーツレンズでの作成です。



あくまで元のイメージを崩さらないように、

そして本来のFASTJACKETの機能を度付きであっても遠近両用であっても

フルに活かし、眼や目の周りの保護、そして広い視界を取ることで

スポーツをより楽しんでいただけるように

レンズカーブは度なしのレンズに最も近いカーブ、

そして切削面でもこういった特殊カットを施しフレームにセットすることで

度付きでも遠近両用でも通常の眼鏡やサングラスでは得られない

最高のパフォーマンスを手にすることが出来ます。

もちろんUVカットは100%、レンズの強度としても非常に強度があり

スポーツでしっかり使える保護性の高いレンズを使用します。

スポーツ用レンズの強度について色々なテストを行い、

一定の基準をクリアしたものだけを

スポーツ用としてご販売させていただいております。

これだけではありませんが、スポーツ用としてのレンズテスト、

こんなことをしています。






そしてこの遠近両用で作成させていただく場合も

通常のメガネの度数をそのままお入れするようなことはなく、

カーブに合わせたレンズ度数補正、視度補正、

調節力と眼鏡のバランスによる加入度の補正を行います。

そうすることで快適なスポーツライフを遠近両用で送ることが出来ます。

遠近両用レンズは現在ほとんど累進多焦点レンズといって

各々の箇所に応じたプリズムならびに厚み補正を行うことにより

レンズの度数の変化をつけておりますので

見た目にはほとんど単焦点と呼ばれる通常のメガネレンズと変わりありません。

ですがどうしてもそういった構造上、

周辺部に非点収差というボケが発生します。

そしてスポーツ用のメガネやサングラスの遠近両用レンズは

遠くの部分をかなり広くとってあり、

近くは通常の遠近両用レンズよりはやや視界が狭く見にくくなります。

ですが基本的に遠方を見た場合に出来るだけ歪みが少なく、

様々な場所を見るスポーツ時に近くの視界よりも

遠方視野をしっかり取るためにそういった設計になっております。



金栄堂のスポーツ用遠近両用レンズは偏光や調光、

そして偏光調光、ミラーコートなど様々なタイプ・機能レンズでの

スポーツ用遠近両用レンズが作成出来ます!

老眼が入ってきたからとあきらめないでください。

あなたの使い方に合わせて最適な

スポーツ用遠近両用レンズを作成いたします!







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