2012年3月2日金曜日

反射光を抑えること出来る唯一のレンズ・偏光レンズ

偏光レンズについての動画をUPいたしましたので

是非ご覧いただければと思います。



反射光を抑えるという機能を持つのはこの偏光レンズのみです。

というのも、偏光膜(偏光フィルター)という特殊な膜を挟み込んであるからこそ

こうした反射光と呼ばれる光を抑えることが出来、

これ以外のレンズは反射光を抑える機能というものはありません。

この偏光膜を挟み込んだレンズが偏光レンズと呼ばれるものです。

動画でも詳しくお話させていただいておりますが、

このブログでも偏光レンズについて触れていきたいと思います。

まず反射を抑えるという役割は前述させていただきましたとおりですが、

簡単に図で表しますとこんなイメージです。



偏光レンズとは直進する光が乱反射により、目に眩しい光線を遮断するレンズです。

目を疲れさせる原因は自然光の眩しさより反射光のギラツキです。

ですが、従来のサングラスレンズでは光の量を減らすだけで

目を疲れさせる反射光はカットできません。

この目に負担のかかる「雑光」、音で言うなら雑音を薄いフィルターで取り除き、

澄み切ったここちいい光景に変えるのが偏光レンズです。

ではここで反射光というものについて触れさせていただきたいと思います。

■S偏光とP偏光



光が界面で反射される際、反射光では一般に、振幅の変化と位相の跳びが生じます。

電磁波である光は横波としての性質を持ち、

日光のような自然に降り注ぐ光では、その波の揺れは進行方向に向かって

360度平均的に混合された振動方向を持つ無数の光から構成されています。

同じふり幅を持つ自然光が水面や濡れた路面などに入射した際に

つまり異なる物質間の境界面で光が反射するとき、

一定の方向の光が強くなり、反射と私たちは感じます。

つまり偏光レンズであろうがなかろうが、自然光の眩しさを軽減するのは

あくまでレンズの色の濃さの問題であり、

偏光レンズにしたから自然光の明るさが変わるということはありません。

そして私たちが言う反射光とは、

「入射面」と「電場または磁場の振動方向」によって定義される光で、

電気ベクトルが入射面内で振動する光の成分をp成分(p偏光)と呼び、

電気ベクトルが入射面に垂直に振動する光の成分をs成分(s偏光)と呼びます。

s偏光の方がp偏光より反射率が大きいので、

界面からの反射光は一般にs成分を多く含む光となります。

そして、pおよびs成分を含む光が入射すると、

反射光は完全にs偏光(s成分のみ)となります。

 この反射をp方位の偏光子があるレンズで見た場合に反射光が抑えられるという

原理を持たせたものが偏光レンズです。

水面に入射する光が「ブリュースター角」である53度(水平方向で言うと37度)になると

100%偏光して反射されます。

この角度に対して各々のレンズの偏光度というものは計測されております。

それ以外の角度になれば例えば99%の偏光度を持つレンズでも

反射光と呼ばれる光を抑える役割は低下しますので、どの角度でも99%の

偏光度を持つというレンズではないと思ってください。

どの偏光レンズであってもこの方向に対しての偏光度を表しております。

そしてその一定の方向に対しての光を抑える役割を持たせた

偏光膜(偏光フィルター)を挟み込んだものが偏光レンズというものです。

空気清浄機が汚れた空気をフィルターで除去し、

綺麗な空気だけを排出するのと同じように

偏光レンズは偏光膜で目の疲れの原因となる反射光を除去し、

目に優しい光だけが目に入ります。

それが唯一出来るのは偏光レンズというレンズのみなのです。

 この偏光レンズを使用することで今まで反射光に遮られて

見えなかったものが見えたとき、

それはあなたにとって今までにないクリアな視界を提供し、

本当に必要な情報を得ることが出来ます!







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