2012年3月11日日曜日

本当に必要な視界を実現するために必要なもの

偏光レンズの心臓部とも言える

偏光膜(偏光フィルター)というものがどういったもので

どういう理論で反射光と言われる光を抑えていくのかを

動画で作成させていただきましたので

是非ご覧いただければと思います。



一言に偏光レンズと言っても、その製法や素材は多岐に渡ります。

ですがその中で本当に目によいもの、

本当に欲しい視界を実現してくれるレンズというものは

これだけ多くの偏光レンズというものがある中で一握りしかありません。

本来偏光レンズは目に優しいレンズです。

ですが粗悪なものが出回ったりしているために

「偏光酔い」という言葉が生まれるようにまでなりました。

偏光酔いという俗称は、偏光レンズをかけると

酔ったようにフラフラ像が揺れて見えるために見えてしまう現象ですが

これは本来正しい製法で作成されたものであれば

こういった揺れは起こりません。

熱で偏光シートを押し出したものや、素材的な関係で

こういった現象が生まれてしまいます。

もちろん偏光レンズに限らずこういった現象が素材や性能の関係で

起こりうる場合もありますし、

偏光レンズが活躍する場面もあれば

偏光でない方がよいシチュエーションもあります。

レンズカラーも同様に、色が濃ければ濃いほど眩しさを抑える効果はありますが

本当に眩しい場面でしか着けれず、眩しいんだけどサングラスをかけると暗い

などということにもなります。

逆に出来るだけ明るいレンズが欲しいというご要望も多々頂きますが

暗い場面では明るくすることで見やすくなりますが

日差しの強い場面ではやはりその状態では眩しいです。

適した場所で適したものを使うこと、これが本来であり

私が出来ることはサポートさせていただいております選手や

トップアスリートやプロの方々の意見や感想、今までの皆様から頂きましたお声を

フィードバックさせていただき、その検証結果に基づいた内容を

ご提案させていただき、その場面での最良のレンズやフレームなどを用い

そのシチュエーションで最大の力を発揮できるようにすることが出来ます。

中途半端なものはやはり中途半端になります。

人間は日常でも目で見る視界の情報から判断し行動をしています。

スポーツ時は感じ取る情報の9割以上が眼から取得しているとも言われます。

これを置き換えて言えば、その競技やシチュエーションにおいて、

選手やアスリートのその場面で見たい視界を実現できれば

その選手にとって大きな力であることは間違いないということが言えます。

逆に必要な視界を映し出すことが出来なければ、

周囲の状況や自身が何を次にするべきかの判断が遅れて、

競技などの妨げになってしまうこともあるでしょう。

そのために様々なテストと検証を行い、

本当にアスリートに求められる機能をもったレンズやフレームを選定し、

それらを正しい加工方法で本物のアイギアを作り上げます。

本当にあなたの見たい視界を実現するために

その視界を得て、あなたの持つ能力を最大限に発揮し

より高みへと昇っていくために、私が出来ることがあります。




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